2010-10-18

同化作戦



缶ジュースにストロー2本。
でも、
別に誰かと飲むわけではないです。

どうかしてるって?
いいえ。
同化しているのです。

こちらではこれが普通。でも
理由を聞いてもみんな知らないらしいです。




ある日の朝食です。
クッキーとケーキと
激甘ジャムをのせたチーズ。

どうかしてるって?
いいえ。
同化しているのです。

こちらでは「朝食」でなく
「朝カフェ」と言います。




プールサイドで
きどってジュースを飲むわたし。

どうかしてるって?
いいえ。
同化しているのです。

体形を気にせずビキニが着られるのは
ブラジルならではかな(笑) 






上の3枚の写真は、すべて修学旅行の様子です。
barra bonitaというところにあるリゾートで、
大自然に囲まれて日常を忘れられるすてきな場所でした。







バスからの眺め。
草原が果てしなく続いています。













広いリゾート内には、
プール、ジム、サウナ、サロン、
ビリヤード場、ダンスホール、
テニスコート、サッカーコートなど
たくさんの施設が
贅沢に配置されていました。











これがホテル。
2人用から4人用まであるようです。














外見は山小屋のようですが、
中に入ると
普通のホテルみたいに
ベッドやテーブルがありました。












洗面台やシャワールームも
今まで見たブラジルの施設の中で
一番きれいだったと思います。







こんな感じのすてきなリゾート地。
「せっかく来たのだから楽しもう!!」と思って、
ブラジル流リゾートでの過ごし方をマスターすべく
最初の3枚の写真のように「同化作戦」を実行しました。


そう。2日目までは・・・。


でも、やっぱりダメでした。



長年の日本の教育が体にしみこんでいるわたしにとって、
この修学旅行は、衝撃的&ハードすぎたのです。。。
そもそも、わたしはブラジルに同化しに来たわけではないし。


この5日間は時間がすごくあったのでいろいろ考えるきっかけになりました。
中でも一番考えたのは貧富の差です。


この旅行は1人あたりR$1600(8万円くらいかな)で、
乗馬やクルーザーなどの参加費と飲み物は別料金。
さらに、
夜のフェスタでドレスアップするための衣装なども事前に用意するので…。
当然、すべての家庭がこの料金を支払えるわけもなく、
参加したのは生徒の約半分。
私立学校は普段の月謝もすごく高くて、その上で旅行代も出せる家は限られています。
お金持ちだけが行ける旅行と聞いて、なんだか悲しくなりました。

                                                             

考えさせられることは他にもたくさんあったので、
これから徐々にアップしていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. おかえりなさい。
    そして、Parabens para voce!
    だって先生の日。

    やっぱりそこに戻ってくるんだよね。
    社会の中の階級・貧富の差。
    私も日々考えちゃいます…

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  2. この格差社会の中にいると、教育って何だろうって考えることが多々あるよね。あまりに違いすぎて、頭がついていかない…!!

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